図書館は、子どもの読書活動に関わる団体を支援しています。
文庫は手づくりの子ども図書館です。現在交野市には5つの子ども文庫があります。
それぞれの文庫には、時間をかけて選び抜かれた本が3000冊以上あります。
今しかない親子の時間にぴったりの絵本を探しに来てみませんか？
文庫では本の貸し出し、おはなし会、読み聞かせのほか、手作りあそび、お正月会、お楽しみ会などもしています。
「かたのこども文庫連絡会」が2021年度子供の読書活動優秀実践団体として、2021年4月23日子ども読書の日に文部科学大臣表彰を受けました。
よみきかせサポーターやKIRARA、朗読グループ「あい」など、さまざまなグループがボランティアとして読書推進活動を行っています。
市内に所在する団体に一定の期間、本の貸出を行っています。団体とは、地域家庭文庫、保育所、幼稚園、小学校、中学校、高等学校、放課後児童会、事業所、おはなしボランティアグループ等です。ご利用には、団体貸出券の登録手続きが必要となります。
団体貸出でしか借りられない大型絵本も所蔵しています。
図書館では、子ども読書活動推進計画に基づき、子どもへのサービスの拡充を図っています。より一層の読書環境の充実をめざすため、子どもが集まる場所への団体貸出や出前講座、おはなし会などを行っています。その一つとして2015年より、ブンブン号の巡回を休止する夏休み期間（7月下旬から8月下旬）にこども園、幼稚園等へ乗り入れを行っています。
市内全園に事前アンケートを取り、子どもの安全を最優先に考慮し、敷地スペース、大型車の通行進路など、園の意向にそって実施しています。ブンブン号が園庭などに入ってくると、園児たちはうれしそうに、珍しそうに本を選んでいます。図書館ならではの設備や資料を活かしたサービスです。
読書を楽しむことは子どもの豊かな感性や情操を育み、成長していく子どもたちを支え続けます。そのため、すべての子どもが自主的に読書活動できるよう、社会全体 で積極的にそのための環境の整備を推進していくことは極めて重要とされています。
図書館では、令和4年3月に「第4次子ども読書活動推進計画」を策定しました。この計画により、家庭・学校・地域で、子どもの読書活動が進むとともに、読書活動を通じて地域や世代間の交流が進み、子どもたちの読書環境がより良いものになる ことを目的に、取組みを行っていきます。
